太田 慶一さん
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デジタル広告の力で
“学びの場”を広げたい。

㈱OneSense代表取締役

太田 慶一さん

太田 慶一さん

デジタルマーケティング会社の代表として、放送大学の広報・広告宣伝活動を担当して5年。放送大学と長く関わり、デジタル広告を通じて大学の魅力を発信してきた太田さんに、10年以上続くご縁を通して見えてきた放送大学の魅力、そして寄附に込めた想いを伺いました。

学びを支え、未来へつなぐ仕事

放送大学とのご縁はどのように始まったのですか?

放送大学さんとは、前職の大手メディア企業で営業を担当させていただいた時からのお付き合いです。2020年に起業してからも引き続きお仕事をさせていただいており、約5年間、YouTubeを活用した動画広告の設計・運用・分析を担当させていただいています。 10年ほど前に前職の営業担当として伺っていた頃に比べると、今は放送大学さんの情報がより広く伝わるようになり、若い世代の方たちにもしっかり届くようになったと感じています。とくにコロナ禍を経て、オンラインで学ぶという文化が定着してきたことで、以前にも増して放送大学さんが身近な存在になっていると思います。

放送大学の魅力をどのように感じていますか?

放送大学さんでは、BS放送で24時間放送を行い、インターネットを通じたオンライン授業も実施されています。ご家庭のテレビやパソコンを通じて授業を視聴できることは一番の魅力だと思います。 私は石川県の田舎町の出身で、信号が一つもないようなところで育ちました。昔は「都会に出なければ学べない」と思っていましたが、今はテレビやインターネットさえあれば、全国どこに住んでいても学ぶことができます。場所や時間に左右されずに学びの機会を得られるのは大変、素晴らしいことだと思います。しかも、コストを抑えながらしっかり勉強できますから、学ぶチャンスが大きく広がる可能性がある。その点は本当に大きなメリットだと思いますので、デジタル広告を通じてぜひ伝えていきたいと考えています。

インタビューを受ける太田慶一さん

デジタル広告の特徴や具体的な戦略について教えてください。

以前のデジタル広告は、ウェブサイトを指定しバナー広告を掲載したり、記事広告を掲載するパターンが主流でしたが、今はYouTubeやInstagram、Googleなどのプラットフォームへの出稿が当たり前の時代になっています。放送大学さんの場合は、学びたい方の層が大変幅広いので、男女別・年齢別などさまざまな角度からデータを分析し、最も効果的な配信方法を選択するようにしています。 デジタル広告の一番の強みは、視聴データやクリック状況の分析により、「どんな方が、どんな媒体で、どのくらいクリックしたか。そこからホームページのどのようなコンテンツを見て、お問い合わせや資料請求、出願につながったのか」が分かるところにあります。私たちは、そうした分析結果をもとに、放送大学の方たちと連携しながら広報・広告宣伝活動の戦略を立てています。

太田慶一さん

デジタル広告の配信で大切にしていることを教えてください。

現在は、AIが配信する動画の効果を分析し、スマートフォン、テレビ、パソコン、タブレットの中から最適な媒体を選んでくれる時代です。最近ではテレビでYouTubeを視聴する方も増えており、テレビ画面での配信も効果を上げています。テレビの場合は、クリックして放送大学サイトに飛ぶことはできませんが、動画を見て放送大学さんを認知していただくことに大きな意味があると考えています。また、放送大学サイトに送客し、お問い合わせや出願などにつなげる広告は、配信設計を変え、スマートフォン、パソコンなどへ配信することで、目的を理解したAIが学習し配信の精度が向上します。 AIは日々進化を遂げ、情報発信の仕組みも大きく変わり続けていますが、広告の本質は変わりません。最終的には「人に何を伝えるか」が重要だと考えています。

広告のプロが見つめる、
放送大学の“今”

「チャレンジ募金」へ寄附されたきっかけを教えてください。

この5年間、放送大学さんの取組みを拝見していて、通信教育事業が大きく広がっていくタイミングだと常々感じていました。そんな時にちょうど「放送大学チャレンジ募金」がスタートすることになり、そうした取組みを少しでも支援できればと寄附をさせていただきました。放送大学さんでは最近、若い世代の入学生が増えていますので、若者のニーズに応える学習コンテンツの強化などに役立てていただけたらいいなと思っています。 放送大学さんでは、2024年の能登半島地震の際に被災学生への学費免除や支援給付金の支給を迅速に実施されていました。災害に遭っていろいろなことでお金が必要になる中で、学ぶことを諦めてしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。そういった意味で、放送大学さんの支援活動は大変ありがたく思いますし、そうした取組みを、外から支えていく姿勢も大事だと感じています。

太田慶一さん

最後に、ご自身の仕事への想いをお聞かせください。

インターネットを通じてさまざまな情報が手に入る今、放送大学さんの情報発信を任せていただけることに責任とやりがいを感じて日々、仕事に取り組んでいます。デジタル広告を通じて「放送大学では、こういう学び方ができるのだ」と多くの皆さんに気づいていただけるように、これからも幅広い世代の方々に放送大学さんの取組みを伝え、学びのチャンスを広げていけたらと思っています。 広報・広告宣伝の仕事は私にとって、“趣味のようなもの”。好きだからこそ、これからも放送大学さんの魅力を伝え続けていきたいと思っています。

最新のデジタル技術とこれまで培ってきた知識と経験を活かし、放送大学の理念を社会へと届け続けている太田さん。その情熱と真摯な姿勢が、放送大学の新たな挑戦を支えています。

太田慶一さん